「王様は裸だと言った子供はその後どうなったか」 森達也 2009-046
森達也氏「王様は裸だと言った子供はその後どうなったか」読了しました。
厳密には小説ではないです。
とはいえ、古今東西の有名な物語に勝手で快活な解釈をしつつ、「その後の物語」を書いていたりします。
本作の特徴は、パロディーで楽しませつつ、ちゃんと現代への風刺(とくにマスコミへの反感)を織り込んでいるところ。
なんというか、著者の姿勢というものを強く感じます。
こんな感じの物語をパロディー化しています。興味のある方は是非、手にとって見てください。
王様は裸だと言った子供はその後どうなったか(仮)
桃太郎
仮面ライダー ピラザウルスの復讐
赤ずきんちゃん
ミダス王
瓜子姫
コウモリ
美女と野獣
蜘蛛の糸
みにくいあひるのこ
ふるやのもり
幸福の王子
ねこのすず
ドン・キホーテ
泣いた赤鬼
amazonリンク |
|
出版元 |
集英社新書 |
初版刊行年月 |
2007/08 |
著者/編者 |
森達也 |
総評 |
18点/30点満点中 |
採点の詳細 |
ストーリ性:3点 読了感:3点 ぐいぐい:4点 キャラ立ち:2点 意外性:4点 装丁:2点 |
あらすじ |
誰もが知っている15の物語に託した痛烈パロディ 話題の映画監督・ドキュメンタリー作家の森達也が、誰もが知っている古今東西の十五の物語を、痛快にパロディー化! 「桃太郎」を始めとする日本の民話、ギリシャ神話、イソップ、グリム、アンデルセン、さらにはセルバンテス、オスカー・ワイルド、芥川龍之介、浜田廣介といった作家たちの名作に触発された著者の筆は、急速にムラ化しつつある現代社会に、男と女の深遠に、ふてぶてしく、無遠慮に切り込み、その特質と異常性そして切なさを浮き彫りにしていく。毒気たっぷりの風刺精神とユーモアセンスにあふれる、独創的な現代日本論。 <<Amazonより抜粋>> |
厳密には小説ではないです。
とはいえ、古今東西の有名な物語に勝手で快活な解釈をしつつ、「その後の物語」を書いていたりします。
本作の特徴は、パロディーで楽しませつつ、ちゃんと現代への風刺(とくにマスコミへの反感)を織り込んでいるところ。
なんというか、著者の姿勢というものを強く感じます。
こんな感じの物語をパロディー化しています。興味のある方は是非、手にとって見てください。
王様は裸だと言った子供はその後どうなったか(仮)
桃太郎
仮面ライダー ピラザウルスの復讐
赤ずきんちゃん
ミダス王
瓜子姫
コウモリ
美女と野獣
蜘蛛の糸
みにくいあひるのこ
ふるやのもり
幸福の王子
ねこのすず
ドン・キホーテ
泣いた赤鬼